神村恵

wosk2010-10-04

幼少よりバレエを学ぶ。04年よりソロ活動を始め、国内外にて作品を上演。06年9月より、神村恵カンパニーとしての活動も開始する。09年12月、SuperDeluxeにて「配置と森」再演。カンパニー・ソロともに、空間に対する独特なアプローチと、生々しく浮き彫りにされる身体性が注目を集める。08年より、手塚夏子、捩子ぴじん、スズキクリと共に「実験ユニット」としても活動している。
(写真C:Yoichi Tsukada)



初めて神村さんを観たのは、去年の7〜8月に杜のホールはしもとで行われた「ゆるゆる愉快なダンスワークショップ」の時。正直、それまで全く観たことが無かった(というか、むしろ苦手意識があった)ダンスや演劇に興味を持つきっかけになったのは、このWSでした。神村さんの発想が面白くて、かつ、それを言語化するのがとても上手くて、すぐに惹きつけられた。その時のゲストがトチアキタイヨウさん、福留麻里さん、山縣太一さん。今考えると、あのWSに参加していなかった場合の“今”が想像出来ない。そのくらいの出来事でした。その後「停電EXPO」にも神村さんきっかけでエキストラとして参加させてもらった。
神村さんのダンスを言葉で表現するのは難しいし、「?」と思うことが多くて何だか良く分からないんだけど、毎回の公演が楽しみです。今回はどんなことを考えているのだろう。観たことがある人はもちろん、まだ観たことがない人も、こういうイベントをきっかけに一度観てもらえると嬉しいな、と思ってます。

WOSK presents vol.10